「これってカビのアレルギーですか?」年中アレルギー症状に悩まされます

まず「アレルゲン(アレルギー症状の原因となる物質)」という言葉から想像がつくのは、みなさんご存知の「花粉」ですよね。

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ですが花粉症の場合は1月~4月にピークが来るハンノキや、2月~4月にピークが来る方はスギ・ヒノキ、4月~5月にピークが来るシラカンバ、4月~9月のカモガヤ、8月~11月にかけてピークを迎えるブタクサ・ヨモギなど
花粉はどの種類にもピークがあるのが特徴で、そのピークを過ぎれば症状は治まるもの。

花粉症で年中症状が出続けることはありません。

年中症状がある人は「室内のアレルゲン」が原因かも!?

花粉症意外のアレルゲンは季節ごとにピークが無いのが特徴。
また室内に生息するものも多く1年中症状を引き起こします。

イラスト

つまり!!

「家に帰るとが・・・」「年がら年中、自宅でくしゃみが・・・」なんて方は、意外と室内に生息するアレルゲンが原因の可能性があるんです!

と言いますのも、実はうちの娘もハウスダストやダニアレルギー・ネコアレルギー持ちの一人。ちゃんと病院で勉強する前は咳や鼻水に年中悩まされていました。

布団に入ると咳が…なんて方に『室内のカビ』ご紹介します

ススカビ(アルテルナリア)

スス状に生えるカビの一種です。湿気の多いところに多く、胞子が軽いため空気中に飛散しています。
このカビ胞子が体内に侵入すると、免疫が作られ異物を排除する働きが起こり、咳やくしゃみなどが引き起こされるのです。

カビを吸って生活していると思うと…想像するだけでゾッとしますね。

コウジカビ(アスペルキルス)

食べ物など自然界で生えるカビの一種です。エアコンなどに発生するのもこのカビです。
昨シーズン掃除をしないまま今シーズンエアコンを動かすとカビの胞子を大量に吸ってしまうことになります。

またこれらのカビ胞子は、衣類や布団などに付着していることも多いようです。

カビ対策はコレだ!!

エアコンのシッコロファン

エアコンの洗浄は月に1度程度行う
カビが多く付着するのは、フィルターではなく内部の「シッコロファン」です。ここのカビやホコリをしっかり洗浄すると効果的です。

水場周辺の換気を十分に行う
できれば24時間稼働が理想的ですね。

水回りや湿気の多い場所はこまめに掃除する
掃除した後に抗菌スプレーなどをするとカビが防止できます。

「ダニ(ヤケヒョウダニ)」「ハウスダスト」

ダニによる湿疹
<ハウスダストによる
娘の湿疹の写真です。>

室内に生息する主なアレルゲンはこの2つです。アレルギーの原因となる死骸と糞が最も多いのは秋だそう。

しかもダニは咳やくしゃみだけでなく、湿疹まで引き起こします。

ダニ・ハウスダスト対策はコレだ!!

サッシなどの結露はこまめに拭く
結露によるカビを防ぐことができます。

空気清浄機の設置
空気中に舞う吸入系アレルゲンを浄化してくれます。(プラズマクラスターについて ⇒ コチラ

湿気をためないように換気する

布団は必ず天日干し
天日干しできない場合は乾燥機がベストです。(UVの布団掃除機では意味がありません。理由は ⇒ コチラ

布団を天日干し(または乾燥機)した後は必ず掃除機で吸う
天日干しや乾燥だけではダニの死骸やハウスダストなどが残ってしまいます。掃除機をかけると効果的です。(その理由は ⇒コチラ

布団に防ダニカバーを装着する

カーペットや畳は避けるか、こまめに掃除機掛けをする

フローリングは朝のうちに掃除する
日中から夜なる前にかけて舞い上がったホコリは就寝時に床へと落ち着きますので、再び舞い上がる前に朝のうちに掃除すると良いですね。

床掃除は濡れ拭きが◎
フローリングの掃除方法は、クイックルワイパーなどで濡れ拭き後に掃除機をかけると効果的なんだそうです。

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